味噌工場に詰められる夢

【はじめに】

喜多方市小田付地区は大正・昭和初期を思わせる古い街並みが印象的な通りで、文化庁より「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されることとなっています。しかし、活動拠点となっていた元金忠が急遽廃業、その大きな味噌工場や母屋、蔵郡が一気に空き物件になり、町が一時に閑散とした空気に包まれ始めました。元金忠は経済的な活動だけでなく、蔵の一つを「絵本蔵」としてアーティストや市民に開放したり、「南町2850」の建物を高校生とリノベ―トするなど文化的・教育的な拠点の一つでもありました。

2017年10月おだづき企画株式会社が街の未来を思い、元井上合名金忠を取得しました。おだづき企画株式会社はこれらの建物群を活用してお金が回る仕組みを模索しながら、味噌工場についてはアートがもたらす力を信じ、2013年より喜多方・夢・アートプロジェクトを通して元金忠で企画・展示を行ってきた滝沢達史氏に相談。滝沢氏と喜多方に住んでいたイギリス人アーティスト、リチャード・ボンドが組み、元金忠味噌工場を市民とともに活気ある場所にするため、その姿を模索し始めました。

Title – No Miso Factory
date – August to November
The No Miso Factory project is designed to give young people a voice in the future identity of Kitakata and the activities that the town is known for.
Youth groups and individuals are invited consider which facilities will add value to their lives and enhance to the towns identity.
The project will be brain-storming and workshop sessions that will happen within and focus on the future of the No Miso Factory.
We are looking for youth groups and individuals to take part and also help to organize this project.
To take part we want you to voice your ideas and discuss the future facilities that Kitakata may offer – focusing on the NO Miso Factory.
Record your ideas onto a mobile phone. Edit these ideas into a documentary film to be shown at the No Miso Factory at the end of November.
Help that we need:- English Japanese translation.
These workshops will happen in English and I will need help to speak with Japanese students and also help to edit and understand the video.
If you are interested in this project or feel that you can help in any way we what to hear from you.

Contact in Japanese at; contact@kitabi.jp
Contact in English; Rich Bond on facebook/messenger or bondrsan@yahoo.com

【コンセプト】

元金忠味噌工場を喜多方市民にとって身近な存在にすることを目的とします。幅広いジェネレーションの市民を巻き込みながら味噌工場を活気づかせ、喜多方市民の中で夢がふくらむ場所にしていきます。

【実施場所】

元金忠 味噌工場(喜多方市字南町2854)

【実施予定内容】

■喜多方市民に対するインタビュービデオの作製

「この工場を自分が持っていたら、どう使う?」という質問を老若男女問わず数多くの人々に投げかけます。その答えをビデオに収め、編集し展示公開します。このアートワーク自体は到達目標であって、本企画の趣旨は、下記の高校生を対象としたワークショップと、彼らによる社会への影響度を体感してもらうことです。

■ビデオ作品にいたるための、三つの高校生のためのコミュニケーション

上記のインタビューをビデオ編集するために喜多方の高校生に以下の観点から参加・活動してもらいます。

1)ソーシャル・コミュニケーション(Fcebook拡散ワークショップとその実行)

実施内容・実施日時・実施場所など具体的な内容とともに、人々の興味を湧かせるような情報を時間軸に沿ってどんどん詳しく展開していく手法のワークショップを行います。また実際にFacebookに投稿してもらい、期日までの継続的実施を行ってもらいます。ワークショップの中でソーシャルメディアでの禁止事項や、返信に対する配慮なども含めて行います。

2)ワークショップ・コミュニケーション(ワークショップ通訳・翻訳とその実施)

高校生や、一般の方々を対象にビデオの収録を行うときの通訳。ワークショップを行うのはリチャード・ボンドですが、英語が分からない参加者のために高校生が通訳を行います。

3)収録・編集コミュニケーション(ビデオ編集のためのワークショップとそのお手伝い)

高校生にビデオ編集する際に、日本語のノンバーバルコミュニケーション上大切な文脈を読んでもらうことを説明し、実際にそのカットとつなぎの指示、BGMやビデオ効果のディスカッションをしてもらいます。最終編集はリチャード・ボンドが行いますが、プラン立て、構想に高校生のアイディアを盛り込んでいきます。

【広報】

・高校生にFacebookでの情報拡散と企画の実施を体験してもらうことで、喜多方から世界への情報拡散を行います。
・同時に英語での情報発信をFB上で行い、喜多方在住や会津在住の外国籍の方々へ参加を募ります。また、この「味噌工場に詰められる夢」の企画自体世界に発信し、最終的には喜多方市としてのインバウンド集客へとつなげていきます。

【展示】

・11月後半 公開初日はビデオで元金忠みそ工場にてプロジェクターで投影
・公開から2週間 テレビモニターで上映
・公開終了後はビデオを「おだづき企画株式会社」へ寄贈
・同様にビデオをFBやyoutubeへアップし、より多くの人々が閲覧できるようにします。

【スケジュール】

2018年8月~11月 ペインティングワークショップ、映像撮影
10月~11月 映像編集
11月後半 展示

【滝沢達史と絵本蔵】


アーティストの滝沢達史は2013年から4年間、喜多方・夢・アートプロジェクトの参加作家として飯豊山と喜多方を結ぶプロジェクトを行ってきました。震災で倒壊した小田付南町の蔵を絵本蔵として再生し、未来の子供に向けた光となるような整備を進めてきました。


【リチャード・ボンドと喜多方】


イギリス人アーティストのリチャード・ボンドは社会背景や、場所の特製とその意味を取り込んだインスタレーションを主軸に、長年イギリスで発表し続けています。2015年に福島に移住、2016年に滝沢と出会い、喜多方の地でのコラボレーションの機会をこれまで温めてきました。この度、縁のある場所の活用において、地域の人々を巻き込みながら、巨大な味噌工場の空間に新たな風を吹き込みます。


【ボランティアスタッフ、参加者募集!】

ワークショップへの参加者、運営のお手伝いなどのボランティアを募集しています。
問合せは、電話またはメールにてご連絡ください。

【お問い合わせ】

キタ美実行委員会 事務局
TEL : 0241-23-5188(つきとおひさま内)
MAIL : contact@kitabi.jp

平成30年度 喜多方市文化芸術創造都市推進事業「市民プロジェクト」プログラム